マスターズとは

日本では各地で桜が咲き誇っているころ、毎年4月の第1週に開催されるマスターズは、1934年にボビー・ジョーンズとクリフォード・ロバーツの企画によって生まれました。
当初は「オーガスタ・ナショナル招待選手権大会」と称していましたが、1939年に現在のマスターズというタイトルに変更されました。
マスターズの優勝賞金は事前には決められていません。3日間の入場収入などを基に決定するのです。
優勝者には優勝賞金とグリーンジャケットが贈られます。グリーンジャケットは、オーガスタナショナルゴルフクラブのメンバーなら誰もが持っているもので、チャンピオン・ブレザーというよりも、オーガスタナショナルゴルフクラブの名誉メンバーとなる証なのです。
一般のトーナメントでは予選前日にプロアマ戦があるのが通常ですが、マスターズにはありません。その代わり、コース敷地内に併設されている、パー3の9ホールで行われるパー3コンテストがあります。
自分の小さな子供をキャディーにする選手などもいて、普段は見られないエンターティーメントが楽しめます。

オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ

オーガスタは1996年にオリンピックが開催されたアトランタから、東に240キロほど離れたところにある、人口22万人の町です。
ここに、マスターズの舞台、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブがあります。
オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは、すばらしい緑の芝生とコース内のたくさんの花々がとても美しいコースです。
テレビの画面からでもその美しさは十分感じられますね。
現在は、何度かのコース改造の末、全長7,445ヤード、パー72のコースとなっています。
その中でも、11番から13番のアーメンコーナーは有名ですね。
神に祈るしかないほど難しい、ということなのでしょうか。
オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは完全会員制で、現会員が権利を手放さない限り新しく会員になることはできず、いくらお金を積んでも会員にはなれないそうです。
また、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブはクローズの期間が非常に長く、10月と11月の2ヶ月しかプレーすることができないのです。
まさに、マスターズのために存在するコースなのです。

マスターズ・プレイバック

マスターズでの日本人選手の活躍は、というと、いまひとつパッとしませんね。
マスターズでの日本選手の最高位は、2001年に初出場で4位の成績を収めた伊沢利光です。
最終日で67をだし、通算10アンダーで4位タイに食い込みました。
別な意味で、記憶に残る日本人選手は、中島常幸ですね。
初出場した1978年、パー5の13番で「13」の大たたきをやってしまいました。
タイガー・ウッズが登場してからは、マスターズの話題は、彼が必ず中心になってしまうのは仕方がないかもしれません。
タイガー・ウッズのマスターズでのミラクルショットは数々ありますが、2005年の16番のチップインバーディーは記憶に鮮明な方が多いのではないでしょうか。
ティーショットでグリーンを外したタイガーは、2打目熟考の末アプローチに入りました。
しかし、タイガーの打ったボールはピンより大きく左側。
ところが、そのボールが傾斜のあるガラスのグリーンを、だんだんとピン方向にゆるゆると転がって、ピンのふちで止まらんばかりになりながら入ったのでした。
このシーンはYouTubeでいつでも見ることができますよ。

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