あると便利な道具たち

連作障害

 家庭菜園では、畑の広さなど制限もありますが、なるべく多くの種類の野菜をつくってみたいですよね。しかし同じ場所で同じ野菜を連続的に栽培すると、病害虫に侵されやすくなったり、野菜の生育が悪くなります。土中の一部の成分だけが吸収されたり、同じ肥料が施されたりして、土中のバランスが崩れることが原因です。これを「連作障害」といい、障害を防ぐために栽培を休む期間(輪作年限)が必要です。

 連作障害●連作障害の出やすい野菜と輪作年限エンドウマメ(4年)、スイカ(4年)、ナス(3年)、ピーマン(3年)、トマト(3年)、ソラマメ(3年)、里芋(3年)、メロン(3年)、白菜(2年)、キュウリ(2年)、レタス(2年)、パセリ(2年)、インゲンマメ(2年)、イチゴ(2年)、にら(1年)、高菜(1年)

 たとえば、ナスの場合は青枯れ病、またスイカではつる割れ病が発生した場合、土のなかに病原菌が潜んでいることから、ナスの場合は3年、スイカの場合は4年の休栽期間が必要です。

 一方、以下の野菜は連作障害が比較的出にくい野菜です。サツマイモ、カボチャ、ニンジン、玉ねぎ、小松菜、などです。

 ニンジンは連作障害は出にくいのですが、たとえばニンジンの畑で除草剤としてトリフリラリン粒剤、リニュロン水和剤を用いた場合、後作にはイネ科やウリ科の作物の栽培を避ける必要があります。

 家庭菜園の場合、ご自宅の庭先で野菜を栽培するのか、貸し農園を利用するのか、あるいはプランターを利用するのか、で作れる野菜にはおのずと限界があります。限られたスペースや日当たり条件、土の種類など、さまざまな条件を考慮して作づけ計画を立てる必要があります。

 

あると便利な道具たち

 農作業の基本的な道具としては、スコップやくわ、はさみなどがあります。家庭菜園では、最初からすべてそろえなくてはならないわけではありませんが、あると作業の能率、効率がぐんとあがります。徐々に道具をそろえていくのも、また家庭菜園の楽しみのひとつです。ここでは、基本的な道具のほか、あると便利な道具たちについて中心的にその用途をご紹介します。

 基本道具●スコップ●くわ・三本ぐわ●草かき●かま●移植ごて●はさみ(剪定バサミ、植木バサミ)

 あると便利な道具たち●じょうろ・・・水やりや液肥を与えるのに用います。水の出る口(ハス口)の取り外しができる、金属性のタイプが便利です。一般的には、5?10リットルのものがいいでしょう。水やり用と、除草剤用はわけるように、用途別に幾つか用意します。

 ●ホース・・・ビニール製のもの20?30m程度。ホース先端にとりつける散水ノズルがあると便利です。

 ●噴霧器・霧吹きスプレー・・農薬散布に利用します。容量は比較的余裕をもって10?20リットルぐらいのものが便利です。半自動式と手動式のものがあります。家庭菜園では、手動式のものが故障が少なくてお勧めです。

 そのほか、バケツ、ボール、手袋、はかりが必要でしょう。また、スコップでも代用できますが、大きな雑草を串刺しにして運ぶのにはホークが、種まき床や土ならしにはレーキ、など、徐々にそろえていくといいですね。