除草剤使用の注意点

無農薬栽培

 せっかく家庭菜園をするのですから、極力、農薬に頼らずに病気や害虫を防除し、健康にも環境にも良い、野菜栽培をしたいものです。無農薬栽培をめざすための大切なポイントをあげてみます:

 1.土づくり

 野菜作りのための良い土壌を作ることが、良い野菜作りの基本となります。これは露地栽培にも、プランター栽培にもいえることです。良い土壌というのは、堆肥などの有機物を多く施し、よく耕して通気性と水はけの良い土をいいます。以下の点に気をつけてください。●畑を清潔に保つこと。●水はけを良くし、乾燥したときに水やりする。●チッソ肥料を与えすぎない。

 2.栽培方法

 土づくりの次に大切なのは、栽培の方法に工夫することです。同じ種類の野菜を毎年同じ場所、同じ用土でつくると、土壌伝染病に侵される危険が高くなります。また、欲張って厚まき、密植をすると苗が弱くなります。●連作を避け、輪作を心がける。●厚まき、密植を避ける。●抵抗性の品種を選ぶ。

 3.病害虫の防除

 良い土をつくり、栽培方法を工夫しても、病気や害虫が発生することはあります。問題は、いかにその被害の拡大を、農薬を用いずに抑えるかにあります。害虫の最初の一匹、病気の株の最初の一株をいかに早く見つけ、除去するかが、病気や害虫の大量発生を食い止める鍵になります。●害虫は見つけ次第、手で捕るのが基本!●病気の株は早めに抜き取る。

 4.農薬はもっとも一般的なものを最小限に!素人判断で特殊な農薬を使うのは危険ですし、まったく的外れのこともあります。最も一般的で、基本的なものを使いましょう。

 

除草剤使用の注意点

 家庭菜園では、なるべく除草剤に頼らずに、除草をしたいものですが、なかなかそうもいかないのが実状ですよね。野菜の生育に悪い影響をおよぼさないように、最小限の使用で、最大の効果が得られるよう、うまく除草剤を活用しましょう。

 除草剤使用時の注意点

 ●除草剤の散布に利用したじょうろや噴霧器を水やりや薬剤散布に利用しない。除草剤用の器具は、栽培用の器具とは別扱いすることが大切です。

 ●栽培野菜ごとに除草剤の利用の仕方を変える。野菜によって発生する雑草が異なります。それぞれに適した除草剤を利用し、その利用方法を確認する必要があります。たとえば、サツマイモの場合、除草剤は植え付け後に、全面的に土壌処理します。CAT水和剤を用いるのが効果的です。対象となる雑草は、イネ科と広葉雑草の1年生です。使用量は、1a辺り7~10gとされますが、砂土の場合は薬量を減らす必要があります。一方、トマトやナス、ピーマンなどは、定植後の雑草派生前に畝間土壌処理します。除草剤としては、1a辺りに、ジフェナミド粒剤を15?30ml、あるいはトリフリラリン粒剤を20?30mlです。茎葉にかからないようにまきます。また、処理後1年以内にはイネ科、ウリ科、あるいはホウレン草を作らないよう注意します。

 雑草は、地上部だけを切り取ればいいものから、根部までしっかり掘り上げなくてはならないものもあります。雑草、除草剤、土の種類、そして栽培野菜すべての特性を理解して除草します。