ズーラシア よこはま動物園の魅力ととても広い園内の安愛や楽しみ方を紹介します。
ズーラシアとは、よこはま動物園の愛称です。
動物園のZOOと広大な自然をイメージしたユーラシアとの合成語で、平成8年に市民公募で選ばれたそうです。
ズーラシアは1999年の4月に横浜動物園の森公園の中に開園し、その後徐々にエリアを拡大してきています。
現在は40ヘクタールほどですが、すべて開園となると、約53ヘクタール強の日本最大級の動物園の誕生となります。
「生命の共生・自然との調和」をメインテーマに掲げているだけに、広大な自然のイメージそのままの動物園です。
ズーラシアには、、絶滅の危機が迫っている希少動物も多くいます。
キリンの仲間であるオカピや、インドのごく限られた地域にしか生息しないインドライオンなど、国際的に保護されている動物を飼育しているのです。
これらの絶滅危機にある動物を保護し、繁殖させて種を保存していくことを動物園の重要な役割のひとつであると考えているからです。
園内には、一般公開はされていませんが、横浜市繁殖センターもあって、希少野生動物の飼育や繁殖、種の保存に関する調査などを行っており、このような施設が動物園のために作られたのは国内でははじめての試みです。
100年後、200年後の未来も見据えて、絶滅が危ぶまれる動物の配偶子や遺伝子、体細胞などの凍結保存もはじめているそうです。
ズーラシアでは、環境保護にも積極的に取り組んでいます。
二酸化炭素の削減を目的として、園内では天然ガス車を使用し、えさの再利用などごみの削減にも努めています。
ズーラシアのある横浜市では、温暖化防止をはじめとした環境保護の取りくみが積極的に行われています。
代表的なものとして「横浜G30プラン」というのがあるのですが、これは平成22年度に全市のごみ排出量を平成13年度に対して30パーセント削減することを目的にしたものです。
先にあげたえさの再利用は、ごみの削減に大きな意味を果たすのです。
再利用と言っても、もちろん動物たちには新鮮なえさを与えなくてはなりませんが、果物や生肉のような鮮度が重要なもの以外、たとえばレッサーパンダに与えた竹が残ったらそれを象に与えたりするということです。
また、二酸化炭素の削減は日本全域で目標とされていますが、天然ガス車はこの二酸化炭素の排出抑制ができるだけでなく、一酸化炭素などの有毒物質を含みませんので、ガス中毒の心配もないのです。
こういった環境への取りくみが積極的に成されているということは、環境保護が注目されている現在とても有意義なことで、結果的に動物園の印象もよくなるでしょう。
ズーラシアでは、動物の生息地域ごとにエリアを作っています。
インド象やマレーバク、インドライオンなど、東南アジアの熱帯雨林を中心とした環境を演出したアジアの熱帯林エリアは、アジア固有の動物や南国を思わせる植物に囲まれた、入園してすぐのゾーンです。
さらに進むと、レッサーパンダやユーラシアカワウソ、ホッキョググマのいる亜寒帯の森があります。ここは、北極圏などの極地やタイガを演出したゾーンで、厳しい寒さを行きぬく人々の文化に触れることもできます。
次はカンガルーやエミューなどのオセアニアの草原エリアです。ユーカリが点在し、オーストラリアの乾燥した草原をイメージしたゾーンです。
さらに進んで中央アジアの高地エリアでは、チベットモンキーやドールと言った、中国の山岳地帯からモンゴル平原のステップまでを一気にめぐることができます。
そして緑豊かな日本の山里エリアです、コウノトリやニホンザル、ツルなどの動物がいて、日本人と動物たちが共存していたころを思わせる演出です。
高床式住居や茅葺小屋の休憩所があるアマゾンの密林エリアでは、オオアリクイやオセロットが見られます。
最後はアフリカの熱帯雨林エリアです。アフリカ大陸中央部に広がる熱帯雨林をイメージしていて、キリンの仲間であるオカピなど、珍しい動物がいます。
広大な敷地に全43種の動物たちがのびのびと暮らしている風景は、圧巻です。